外壁塗装のポイントをご紹介!

ウレタンを使った外壁塗装について

ウレタンを使った外壁塗装について ウレタン塗料を使用した外壁塗装を考えている方は、次のような長所と短所があることを理解しておくことが大切です。
まず良い点としては塗膜が柔らかく、壁面にしっかりと密着してくれるので、耐久性や機能性などに優れています。
また、下地との組み合わせを適切に行うことによって、細かな部分の塗装も可能になるので、木質などの細部塗装にも適しています。
更に塗料の価格も比較的安価なのでコスト面でも負担が少なくなります。
一方注意しておきたい点としては、ウレタン塗料の耐久年数は平均8~11年程度となっており、アクリル系の塗料よりは優れているもののシリコン系塗料と比べると短い耐久年数になっています。
また、紫外線に対する抵抗性や防汚性などに関しても他の塗料に比べて劣っている面があります。
加えて変色しやすい傾向もあるので、数年経つと塗った時の色とは異なる壁の色になってしまうケースもあります。
これらの長所と短所をよく把握した上で、希望に合った外壁塗装を行えるかかどうかを判断することがおすすめです。

外壁塗装で活躍する理由は「密着性」

外壁塗装で活躍する理由は「密着性」 外壁の塗装は月日が経つにつれて徐々に劣化していきます。毎日絶えず風雨や直射日光にさらされているのですから、これは仕方がない事です。
塗装は風が運んでくるチリや雨の中の汚れによって色あせていきますし、やがて劣化が進むと塗っている建材から剥がれていきます。
このような現象は自然な事ですが、外壁塗装の仕方によっては劣化のスピードを遅らせることは可能です。そのキーワードとなるのが密着性です。
これは文字通り塗装が壁材にしっかりとくっついている事を指します。密着性が優れていると外壁塗装は同じ環境の下でもより長持ちします。
塗料を壁材にしっかりと密着させるためには、何よりも塗装を行う前の段階である下準備が重要になります。
塗り直しの場合なら、現在の塗装をきれいに剥がして、汚れやゴミを丁寧に取り除く作業です。これを疎かにすると塗料と壁材はしっかりくっつかなくなってしまい、外壁塗装の寿命を縮めることになります。
非常に地味な工程ですが、最も大事な工程です。